カナダ在住の被爆者、サーロー節子さんが岸田総理大臣に核廃絶を要望する手紙を送りました。
13歳の時に南区で被爆したサーローさんは2018年当時政調会長だった岸田総理大臣と面会し日本の核兵器禁止条約への参加を求めました。
手紙には広島から総理大臣が選出されたことを心強く感じるとする一方、核兵器廃絶へのリーダーシップを発揮してほしいと書かれています。
さらに、来年3月ウィーンで開かれる核兵器禁止条約の第1回締約国会議に日本がオブザーバーで参加することも求めています。
岸田総理大臣は4日の就任会見で核兵器禁止条約について大変重要な条約だとした一方で参加については明言を避けました。