辺野古上空でFA18機がごう音 岩国基地所属の3機

 【名護】15日午後3時ごろ、沖縄県名護市辺野古の上空で、FA18戦闘攻撃機とみられる3機が飛行している様子が目撃された。目撃者によると、3機は上下左右に激しく移動し飛行。周辺集落にはごう音が響いた。中には対空ミサイルのようなものを搭載する機体もあったという。

 岩国基地に配備されている同機は、9月末ごろから嘉手納基地に複数飛来しているのが確認されている。3機もその一部で、飛行訓練をしていたとみられる。機体を撮影した、山本英夫さん(70)=名護市=は「住宅地のそばの上空で危険な飛行を繰り返していた。日本や沖縄をなめている」と抗議した。

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