西武ナインが松坂ねぎらう 中村「出始めのころ守備で迷惑をおかけしました」

記念Tシャツを着てナインにあいさつする松坂(東スポWeb)

西武・松坂大輔投手(41)の引退試合となった19日の日本ハム戦前、練習開始前に西武ナイン、首脳陣、スタッフの前で松坂があいさつを行い、これまでの感謝を語った。

全員が背番号「18」の記念Tシャツを着用し去り行く大エースの言葉に耳を傾けた。終了後、主力選手が以下のようにコメントを出した。

森友哉捕手=長いことプロ野球やメジャーリーグで活躍され、ただその中でケガで苦労したこともあったかと思います。それでもめげずにここまでやってこられたことは本当に尊敬しています。自分も松坂さんのように長くプレーできたらと思います。本当にお疲れさまでした。今日は自分が球を受けさせてもらいますので本当に光栄です。一球一球、丁寧に捕りたいです。

山川穂高内野手=小学生の時、友達と野球ゲームをするときは、「松坂さん禁止」のルールでした。速いし、よく曲がるし、誰も打てないので(笑い)。テレビで見てた憧れの方でしたし、引退を迎えられる今日、同じグラウンドで、一緒の空間にいられることは光栄です。そして自分ももっと頑張らなきゃ、と刺激をもらえると思います。

源田壮亮内野手=松坂さんは本当にスーパースターですし、偉大な方。やはり引退されるということに対して、僕も寂しい気持ちが強いです。でも今日は投げられる姿を目に焼き付けたいと思います。

中村剛也内野手=23年間、お疲れさまでした。自分が中3の時、松坂さんが高3で横浜高校の全国制覇も見ていました。本当にすごいなと思っていました。ライオンズに入団が決まって、あの松坂投手と同じチームだ! と思いました。プロで一緒にプレーできたのはうれしかったです。自分が出始めのころは守備などで迷惑をおかけしました。あの時はすみませんでした(笑い)。今日の引退試合の姿、しっかりと目に焼き付けたいと思います。

栗山巧外野手=できれば一緒にお立ち台に立ちたい! とずっと思っていました。かなわなかったので、そこは残念です。今日の引退試合は同じフィールドに立つことができますので、しっかり目に焼き付けます。本当にお疲れさまでした。

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