中日の伊東勤ヘッド、阿波野投手コーチが今季限りで退団 成績不振を理由に申し入れ

今季限りで退団する中日・伊東ヘッド(左)と阿波野投手コーチ

中日は19日、伊東勤ヘッドコーチ(59)と阿波野秀幸投手コーチ(57)から成績不振の責任を取るため、今季限りで退団の申し入れがあり、受諾したと発表した。

19日現在、中日は54勝68敗17分けで借金14のリーグ5位と低迷。3年契約最終年の与田剛監督(55)はすでに辞任を表明し、今季限りでの退任は決まっており、来季の監督は球団OBの立浪和義氏(52)の就任が確実視されている。

両コーチは2019年の与田政権誕生から3年間、指揮官を支えてきた。阿波野投手コーチは12球団トップの防御率(3・21)を誇るなど投手陣の整備に力を発揮したが、深刻な貧打もあり、チーム成績は振るわなかった。両コーチは与田監督とともにシーズン最終戦まではベンチに入り、指導を行う。

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