市井紗耶香氏が立民応援のため全国行脚「〝正直な政治家〟を選べる選挙」

流山駅前で演説する市井紗耶香氏(東スポWeb)

元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏(37)が衆院選(31日投開票)で19日、立憲民主党本部コーディネーターとして同党公認候補者の応援で全国を駆けめぐっている。

市井氏は今年7月の都議会選挙で大田区選挙区から立候補して初当選した〝筆談ホステス〟として知られる斉藤りえ都議(37)の選挙戦で応援に入り、〝当選請負人〟として話題を集めた。

この日は東京選挙区、神奈川選挙区から立候補した立民候補者たちの街頭演説会に登場し、有権者の前で支持を訴えた。

今度の衆院選は「自民党が議席をどの程度維持できるか」「立民は公示前の110議席からどの程度上積みし、政権交代に向けた足掛かりを築けるか」などが、焦点となっている。

市井氏は「いろいろなことが起こって〝正直な政治家〟を選べる選挙なんだという思いを寄せています。衆議院選挙なので候補者が地元できちんと活動されているかどうか、有権者はしっかり見ていますからね」と語った。

フジテレビ記者から衆院選に立候補した大築紅葉氏(37=北海道4区)らと「80’sエイティーズ」としてユーチューブ番組などにも出演。精力的にPR活動をこなしている。

「今回、私の将来の投資としてはまったく考えてなく、この国にとって必要な政治をきちんと形にしてくれる立民議員をどれだけ増やせることしか考えていません。12日間の選挙期間中は金沢、岐阜に行ったり、点々と20人以上の立民候補者を応援するので、当選してもらうためにやり抜きます」

市井氏は来年の参院選で立候補する意欲を示しているが、まずは仲間の応援に専念している。

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