〈衆院選新潟6区〉梅谷守氏第一声 新しい価値観築く 

 梅谷氏は、上越市木田1の選対本部前での出陣式に臨み、衆院選初当選への決意を第一声に込めた。

 梅谷氏にとって新潟6区からの立候補は3回目。立憲民主党公認で、野党統一候補として戦う。女性支持者が折った千羽鶴を首に掛けて行った第一声では、これまでの支援に感謝し、「今度こそ必ず勝つ。最後まで、とことん頑張り抜く」と誓った。

 岸田文雄首相が「未来選択選挙」と位置付けたことについて、森友・加計問題や桜を見る会問題などに触れた上で「うそとごまかしとはぐらかし。未来を語る資格はない」と切り捨てた。

 集まった約300人を前に行った第一声で梅谷氏は、「コロナの前から景気は上がりきらなかった。実質賃金は下がってきた。閉そく感に満ちている」と指摘。「変えるためには新しい価値観を築き上げることが大事」と強調した。

 政策として再分配から行い、一人一人の所得、困っている企業を下支えして経済の好循環をつくることや原発ゼロ、自然エネルギー立国を実現することの他、国民感覚の政治への転換を訴えた。

 出陣式では野党共闘を象徴して、国会議員や地方議員らが応援演説を行った。

梅谷守氏

 【略歴】昭和48年12月9日生まれ。国会議員政策秘書を経て、平成19年県議選上越市区で当選し当選2回。民主党、民進党、国民民主党を経て現在立憲民主党新潟6区総支部長。早稲田大卒。上越市木田1。

© 株式会社上越タイムス社