韓国紙「我が国に足りないのは歴史意識」「反日・反米・親中に熱中...教訓を見つける気がない」

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韓国紙が自国の歴史観とそれに連なる現在の政治外交状況を懸念する記事を掲載した。

参考記事:韓国紙「米国は日本の破廉恥な後ろ盾に…植民地時代を連想」「国際法は帝国主義の産物」

朝鮮日報は20日、李明博政権下で大統領府政策室長を務めたキム・テギ壇国大学招聘教授の寄稿文『為政者の間違った歴史観、国を蝕む』を掲載した。

キム教授は「先進国入りを控えた私たちにまだ足りない点があるとしたら、それはおそらく、歴史意識ではないかと思う」とし、「古今を通じて偉大な国は、みな歴史を重視した」と指摘した。

しかし「これに反して、私たちは、昔も今も歴史に興味が低い」とし、「柳成龍(※李氏朝鮮の宣祖に仕えた宰相)は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)のような悲劇が二度と発生してはいけないという趣旨で懲毖録(ちょうひろく)を書いたが、この本は、朝鮮より日本で流行した」と指摘し、「歴史を無視し、無関心であったために、300年後に再び侵略された」とキム教授は批判する。

イ教授は、そのような歴史への「無関心」が現在も変わらず存在するとし、「(李氏)朝鮮がなぜ滅びたのかには興味がなく、ただ《悪い日本》という感情的なフレームだけが強調される」と述べ、現政権が「竹槍歌を唄い、土着倭寇を倒そうなどという荒唐無稽な声だけを発し、歴史から教訓を見つける気がない」と嘆いている。

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イ教授は、文政権が一方で、「中国に大使は過度に低姿勢である」とし、「(与党)政治家たちは、習近平が唱えた《中国夢》を賞賛するのに忙しい」としつつ、「《中国夢》には韓国を過去のように属国にするという意味もあるのに」と疑問を呈した。そして、「歴史的に見ると、中国は自己中心の非常に恐ろしい国だ」とし、「私たちがぺこぺこしても味方にはなってくれない」とイ教授は伝えた。

一方で日本(20%)や豪州(35%)は韓国と同じかそれ以上に対中国輸出割合が高いにも関わらず、「原則を持って中国に接する」「堂々としている」とイ教授は指摘し、中国がそのような日本には圧力をかけず、豪州にも手を焼いていることを伝えた上で、中国と堂々と渡り合った李明博政権が「最ももてなしを受けた」と付け加えた。

イ教授は、「対米関係にも注意を要する」とし、「歴史を見れば、米国は三回も私たちを見捨てた」と指摘。1905年の桂-タフト密約において、米国がフィリピンを得る代わりに日本の韓国支配を容認したことや、1945年ヤルタ会談において南北朝鮮分断を決定したこと、1950年にアチスンラインから朝鮮半島を太平洋防衛線から除外し、直後に朝鮮戦争が勃発したことなどを挙げ、文政権が掲げている(朝鮮戦争の)終戦宣言が「米国が離れる名分のみを与えることはないか?」と問うている。

また、イ教授は、文政権・与党が伝家の宝刀のように用いる「親日フレーム」について取り上げ、「過去の軍事政権が使った《アカ》のフレームと似ている」とし、「方向が違うだけで本質的には同じである」と指摘した。そして、韓国人同士が分裂し「親日対反日」「親米対反米」「財閥対労働者」のような対立を煽るためだけに熱中していると批判している。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「共感する。愚か者たちは歴史意識が足りない…与党の人間たちを引きずり下ろさなければ…末代や祖国のために」

「…デモだけしていた運動圏の人たちが歴史の何を知るのかと。その辺の運動圏の本を何冊か読んだだけだろう」

「間違った歴史は敵と我々をひっくり返す。現政権の歴史観は北朝鮮が韓国に植え付けたトロイの木馬だ。韓国の立場としては逆賊の歴史観だ」

「自国の歴史を世界から離れた国粋的歴史と分析すれば歴史から何の教訓も得られない…」

「…笑わせる…結局は日本に低姿勢で行こうと言いたいのだろう」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている

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