辰巳ゆうと「誘われてエデン/望郷」これからも驚かせます!

辰巳ゆうと「誘われてエデン/望郷」

【東スポ音楽館】2018年の「第60回日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞した演歌歌手・辰巳ゆうとの第4弾シングル「誘われてエデン/望郷」が絶好調だ。1月に発売したこの作品に、カップリング曲を替えて、10月に新装盤(E/Fタイプ)をリリース。こちらもチャート上位に君臨している。

――「誘われてエデン/望郷」は、それぞれどんな作品ですか

辰巳「『誘われてエデン』は情熱的なラブソングです。『好きさ』という歌詞が曲の中で、21回も出てくるインパクトがある一曲です。『望郷』は、故郷にいる家族の絆を歌った一曲で、コロナ禍でなかなか故郷へ帰れなかったり、故郷が恋しくなった時にお聴きいただきたい、心温まる一曲になっています」

――2曲とも曲調にかなり違いがありますね

辰巳「真逆な雰囲気の2曲なので、皆さまそれぞれ好みはあるかと思いますが、僕も気持ちを切り替えて歌わせていただいています。どちらの曲も好きだとおっしゃってくださる方が多く、うれしいです」

――オリコン「上半期演歌・歌謡シングルランキング」第4位とヒット曲となった

辰巳「たくさんの皆さまが熱い応援をしてくださったおかげで、このような素晴らしい結果をいただけて本当に光栄です。感謝の気持ちでいっぱいです」

――今回はカップリングを替えての新装盤ですが、Eタイプの「獅子になれ」、Fタイプの「夢をひらいて」はどんな楽曲ですか

辰巳「『獅子になれ』は力強く男らしい、まさに王道演歌といった曲で、歌っていてもスカッとする一曲です。『夢をひらいて』は青春時代を思い出させる純粋な心を歌っている一曲です。メロディーは歌謡曲調でカッコいいメロディーになっています」

――8月には自身2度目となるソロコンサートも行い、その中では殺陣も披露していました

辰巳「1度目の緊急事態宣言が発令された時に、毎日歌って過ごす日々から自宅でずっと過ごす日々に変わり、この時間を使って歌以外で皆さまに楽しんでいただける特技を習得したいな、と考えました。長編歌謡浪曲にも挑戦しているので、歴史に関係することで何か身につけたいな、と考えた時に思い浮かんだのが殺陣でした。約1年間練習を重ねて、今回初めてコンサートで披露させていただきました」

――ファンの方へのメッセージをお願いします

辰巳「いつも熱い応援をありがとうございます! これからも皆さまにいい意味で驚いてもらえるようなことをたくさん行っていきたいと思いますし、初心を忘れずに一曲一曲、みなさまに感動と幸せをお届けできるよう、一生懸命歌っていきますので、これからも引き続き応援をよろしくお願いいたします」

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