衆院選序盤情勢 自民3選挙区リード 2区立民先行、4区は接戦

県内小選挙区の立候補者

 31日の衆院選投開票を前に、下野新聞社は20日、共同通信社が19、20の両日に実施した衆院選の世論調査結果に独自の取材を加味し、栃木県内5選挙区の情勢を探った。自民、立憲民主、共産、日本維新の会の4党の計12人が立候補し、1区を除く4選挙区で一騎打ち。1、3、5区は自民前職がリードし、2区は先行する立民前職を自民新人が猛追する。4区は自民前職と立民新人が激しく競り合う。投票先を決めていない人が各選挙区に3割近くおり、終盤情勢が注目される。

■1区 船田氏優位、追う渡辺氏

 県内5選挙区のうち唯一野党候補の一本化が実現しせず、候補者は前回と同じ顔ぶれ。13選を目指す自民前職の船田元(ふなだはじめ)氏(67)が優位を保つ。

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