衆院選 長崎1区 西岡秀子候補(57)=国民・前= 信じる道 真っすぐに

西岡秀子候補

 「『ど』が付くほど真面目で誠実」。周囲は人柄をこう評する。一度決めたら、信じる道を真っすぐに歩む芯の強さも兼ね備える。参院議長まで上り詰めた父、故西岡武夫氏譲りか。父親の代からの長年の支援者は「よう似とるよ」と目尻を下げる。
 一本気な性格は旧立憲民主党との合流で揺れた昨年の行動からもうかがえる。衆参合わせて150人に膨らんだ新立民に合流せず、当時十数人の勢力だった新国民民主党に入党。厳しい選挙が予想されたが、政策や理念で通じ、共に歩んできた仲間を選んだ。
 「政治家は特別な職業ではなく身近なもの」だと思う。国家国民のため、有権者に寄り添い、その声を政治に反映させる。父親が大事にしていた言葉「一日一生」「決断」を心に留めながら、「今こそ、政治に信頼を」と訴える。
 花を飾ったり、育てたハーブで料理をつくるのが息抜き。政治家は常在戦場。そんな中で大好きな日本茶を飲む時間が「ほっとするひととき」。

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