衆院選 長崎1区 安江綾子候補(44)=共産・新= 人に寄り添う政治を

安江綾子候補

 就職氷河期世代。高校卒業後、「生きるため」に飲食店や工事現場などでアルバイトをし生計を立てた。安定した生活のため正社員を目指したこともあった。面接で経歴を問われ、「アルバイトでは認めてもらえない」と痛感した。
 「高卒フリーターの私に一体何ができるのだろう」とずっと考えてきたが、就職氷河期を経験した自分だからこそ語れることがあると思うようになった。悩んだり、困っている人に寄り添い、苦しみの声を国会に届けたい。そう思い立候補を決めた。
 政治を変えよう、誰かのためになる政治にしようと活動する党員を見て、2015年に入党。幼い頃、看護師だった母が、社会的に弱い立場の人に寄り添っている姿が記憶に残る。それが「誰かのために働きたい」という思いの原点だ。
 性格は前向き。困難なことがあっても、行動すれば解決への糸口が見つかると信じとにかく動く。趣味は音楽鑑賞とドライブ。ロック調の曲を流しながら愛車を運転する。

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