衆院選 長崎2区 松平浩一候補(47)=立民・前= 信念貫ける政治家に

松平浩一候補

 弁護士として企業再生などに携わった。目の当たりにしたのは、優れた技術を持ちながらも、市場縮小や後継者不在などで廃業を余儀なくされている地方の現状。就労の受け皿がなくなることで東京一極集中が進み、地方はさらに衰退する-。そうした悪循環に直面し、「地方を何とかしなければ日本の再生はないと思った」。それが国政に身を投じたきっかけだった。
 前回、比例北陸信越で初当選。NPO法人が国会での活動を元に高評価する「三ツ星議員」にも選ばれた。島原藩主も務めた深溝(ふこうず)松平家の末裔(まつえい)という縁で長崎2区での戦いに挑む。
 諫早市に生活の拠点を置き、地域活動にも参加。この地に暮らし、2区は潜在力が高い地域だと感じる。シンガポールでプロサッカークラブの創設、運営に携わった経歴もあり、スポーツ観戦が趣味。ナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ人を「命のビザ」で救った外交官、杉原千畝が好きだ。「自分が正しいと思ったことを貫ける政治家でありたい」

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