ヤクルト・塩見が中堅守備で痛恨の適時エラー 一挙7失点で逆転許す

7回、逆転を許し円陣を組むヤクルトナイン

ヤクルト・塩見泰隆外野手(28)が21日の広島戦(神宮)の7回守備で痛恨の後逸。逆転への足がかりを作ってしまった。

3点リードで迎えたこの回、6回から登板した4番手・田口が安打と四球で無死一、二塁のピンチを作ってしまう。続く広島1番・宇草が中前打。中堅・塩見はバックホームを意識して猛チャージをかけるも、まさかのトンネル。二塁走者どころか打者走者まで返してしまい、同点に追いつかれた。

今季切り込み隊長として打線を引っ張ってきた塩見だが、最近は22打席連続無安打。この日もここまで3打数無安打と長いトンネルを抜け出せず。悪い流れが守備でも表れてしまった。

悪い流れはチームメートにも伝染。投手陣が連打を浴びこの回7失点。逆転を許した。6年ぶりのリーグ優勝に向け、大事な試合で痛すぎるミスとなった。

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