【新日本】KENTAが棚橋の持つUS王座挑戦へ「ベルトにふさわしいのは俺だから」

棚橋をベルトで襲ったKENTA(東スポWeb)

新日本プロレス21日の日本武道館大会で、KENTA(40)がIWGP・USヘビー級王者・棚橋弘至(44)に挑戦を表明した。

KENTAはこの日、8人タッグマッチで棚橋率いる本隊と対戦。試合はチェーズ・オーエンズがパッケージドライバーで本間朋晃から3カウントを奪ってバレットクラブに凱歌が上がった。

試合後はG1クライマックスBブロック公式戦(4日、後楽園)で棚橋に勝利しているオーエンズが、US王者の眼前に立ち挑戦をアピール。これに呼応した棚橋も視察戦を展開した。ところが次の瞬間、なんとKENTAがベルトを持って背後から棚橋を急襲。7月名古屋大会で棚橋に敗れているKENTAが、ユニットメンバーに〝抜け駆け〟してリベンジマッチを要求した格好だ。

チェーズも棚橋からベルトを取った後に自身とタイトルマッチを行うことを条件に挑戦を譲渡する構えを見せ、晴れてKENTAがトップコンテンダーに。ベルトを持ち逃げしてコメントブースに現れたKENTAは「棚橋よりこのIWGP・USヘビー級のベルトにふさわしいのは俺だから。あいつにとってこのベルトはエゴを満たすためのアクセサリーだろ」と王者をバッサリ。「ファンを楽しませるのもプロレスラーの仕事の一つなのに、あいつは新日本はおろか他団体からも挑戦者の一人も指名してない。マジで何もしてない。最悪だよ。時は来た、俺がIWGP・USヘビー級王者になる時が」と、王座奪取を予告した。

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