【ストロングスタイル】将軍岡本が消化不良もV2成功「次はカシンだ、カシン」

裁定に納得いかずレフェリーを攻撃する将軍岡本(東スポWeb)

21日の初代タイガーマスク(63)率いるストロングスタイルプロレス東京・後楽園ホール大会で、UWAアジアパシフィックヘビー級選手権が行われ、王者の将軍岡本(38)がまさかの形で2度目の防衛に成功した。

試合は挑戦者の河野真幸をロープ際で踏みつけるなどもて遊んだ。ドラゴンスクリューを被弾しても、ブレーンバスターをさく裂させ、勝利は目前だった。だが、いつの間にか場外戦にもつれ込み、両者が20カウント以内にリングに戻れず両者リングアウトで引き分け防衛に…。納得のいかない王者はレフェリーを襲撃するなど悪行の限りを尽くした。

ともあれV2に成功したのは事実。これで、かねて熱望する元はぐれIGF軍の先輩、悪魔仮面ケンドー・カシンとの対戦に近づいた気がしないでもない。試合に先駆けた会見では、平井丈雅代表につめ寄り対戦を要求。〝過激な仕掛け人〟新間寿会長からも援護射撃を受けることに成功していたからだ。

この日も試合後は「次はカシンだ、カシン。近づいたな。目の前だ」と繰り返して口にし、たまたま通りかかった平井代表の胸ぐらをつかみながら、またもやカシン戦を強要していた。

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