オリックス・吉田正が最終戦セレモニーで〝有給観戦〟呼びかけ「一緒に戦っていきましょう!」

本拠地最終戦であいさつする吉田正(東スポWeb)

オリックスがホーム最終戦の21日の西武戦(京セラ)を3―2で勝ち切り、試合後のセレモニーではケガで戦列を離れている吉田正が登場した。

全選手がグラウンドに整列。選手会長としてマイクを握った主砲は「ナイスゲームでした! 調べたらホームの貯金は16個ありました。ファンのみなさんの声援のおかげです。2年連続最下位からスタートし、ここにいるメンバー、ファームのメンバー、悔しい思いをして今ここに立っている。CSも日本シリーズとしびれるゲームが残っています。有給の残っている人は使っていただいて、一緒に僕たちと戦っていきましょう!」と笑顔であいさつした。

2日のソフトバンク戦で右手首に死球を受け、右尺骨骨折。以来、ベンチには「34」ユニホームが飾られているが、久々の雄姿にファンも大きな拍手で迎えていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社