危機に遭遇 見事な連携 川流れ男性救助、2人に感謝状 石橋地区消防本部

感謝状を贈られた梅山さん(右)と林さん(中央)

 【下野】石橋地区消防組合消防本部は21日、壬生町大師町、理容業梅山修(うめやまおさむ)さん(59)と同駅東町、無職林功司(はやしこうじ)さん(64)に人命を救助したとして感謝状を贈った。2人は8月16日、壬生町壬生甲の黒川東雲橋付近で、川に流されていた50代の男性を連携プレーで救助した。

 同日午後3時ごろ、自転車で付近を通りかかった梅山さんが川の中にいる男性を発見し、声を掛けながら手を引いて川から引き上げた。男性が意識を失い倒れ込んだため、近くを散歩していた林さんに119番を要請。2人は駆け付けた消防署員に協力し、搬送などを手伝った。この日は気温が低く、雨が続いていたため、かなり増水していたという。

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