水野真紀 冠料理番組20周年「新世界もずいぶん変わった」 日清食品とはコラボ商品も開発

左から「V6」長野博、水野真紀、「ロザン」菅広文と宇治原史規(©MBS)

女優・水野真紀(51)がMCを務めるMBSテレビの料理バラエティー番組「水野真紀の魔法のレストラン」(水曜午後7時、関西ローカル)が放送20周年を迎え、出演者の水野、「V6」長野博(49)、「ロザン」(宇治原史規=45、菅広文=44)がリモート記者会見に登場した。

水野は「プロデューサーから『12年を目指しましょう』と言われ、12年が過ぎ1年ずつ更新して今に至る感じです。私の冠というより、みんなの表現の場という意識が強い」と現在の心境を吐露。

20年前を振り返り「番組が始まった当初、今みたいにおしゃれじゃない新世界に行ってホルモンうどんを食べたのが衝撃的でした。あの辺りは撮影に入るのも危険な雰囲気があったのか、ガードマンの方が見張ってくれてた。新世界はずいぶん変わったなと思います。ロケしてるとバンバン叩かれるのはなかなかない。環状線もロケをさせてくれた。東京でJRが撮影に貸してくれるなんてありえない。なんて寛大なんだと思った記憶がありますね」と話した。

今後に向けては「食はファッションだと思ってます。最先端のものを若い方から年配の方にまでお届けして、見た人の活力になる番組になれば」と力を込めた。

番組では放送20周年を記念し、11月3日に特番「水野真紀の魔法のレストラン20周年記念2時間スペシャル 関西ど定番グルメNo.1決定戦&マホレス×日清カップヌードルコラボ」を放送する。

タイトルにある通り、同番組と発売50周年の日清食品「カップヌードル」がコラボ商品を開発した。これまでコラボ商品を開発してこなかった日清食品だが、昨秋の番組収録の際に水野からコラボ開発を呼び掛けられ、その熱意に押されたことで実現。「トマトスープ→担々麺」と「関西風すき焼きヌードル」が完成した。

試食した水野は「とにかく食べていただくのが一番ですね」と笑顔。菅は「日清さんの本気を見た。あとは『魔法――』とマージンをどれくらいにするか。真紀さんが総取りやと思います」とそろばんをはじいていた。

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