中川家 次期NHK朝ドラでエンタツ・アチャコ役「信頼と実績でやらさせていただいております」

「エンタツ・アチャコ」を演じる中川家の剛(右)と礼二

兄弟お笑いコンビ「中川家」(剛=50、礼二=49)が、次期NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、近代漫才の始祖「横山エンタツ・花火師アチャコ」を演じることが分かった。NHK大阪拠点放送局が22日、発表した。

2人は同局を通じ「エンタツ・アチャコ役にてオファーをいただき大変光栄です。ありがとうございます。伝説の漫才師さんなので非常に緊張しましたが、スタッフさんが温かく迎えてくださり、楽しむことができました。信頼と実績でやらさせていただいております!」と喜んだ。

中川家を起用した制作統括の堀之内礼次郎氏は「中川家のおふたりには戦前、庶民から熱狂的に愛された漫才コンビのエンタツ・アチャコを演じていただきました。話していただいたのは人気のネタ『早慶戦』。おふたりの息のあったしゃべくりに録音スタジオは大笑い。時代を越えた『おかしみ』が生まれました」。狙い通りのキャスティングになったようだ。

また、お茶の間で人気の名物ラジオパーソナリティー・磯村吟役に、人気ラジオパーソナリティーの浜村淳(86)が起用されたことも合わせて発表された。

浜村は「人生、泣き笑いの波の中に生きている。さまざまな人と出会い、別れて、紡ぐ人生模様がある。これだけは、このドラマについてハッキリと言える。『夢と勇気をありがとう!』」とコメントした。

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