【東スポ音楽館】今年デビュー30周年を迎えた演歌歌手・田川寿美が先月、30周年記念シングル「雨あがり」(作曲・幸耕平/作詞・高橋直人)をリリースした。節目の年を“幸せ演歌”で臨む意気込みを語った。
――新曲はどんな作品ですか
田川「人生いろんな時期があれども必ず雨はあがるという“幸せ演歌”です。いまは人の心に寄り添う形が、自分にとっても自然な形だなということで出来上がったのがこの作品でもあります。ちょっとハッピーになれる歌でもあり、みなさんの希望につながる曲となればうれしいです」
――レコーディングで気を付けたことは
田川「作曲していただいた幸耕平先生からは、全体的に軽やかに歌うよう、アドバイスをいただきました。最近、こういう“幸せ演歌”が多くなっているのも、楽曲プロデュースをしてくださっている作曲家、幸耕平先生による『田川寿美』という歌手のポジションづくりの一環だと思っています」
――30周年を迎えましたが、振り返ってみていかがでしたか
田川「歌謡界の一番元気な時代に16歳でデビューできたことや、歌を通して出会った方々に育てていただいたことなど、最高の人生でした。年齢的にも人生半ばとなり、この30年を感謝のひとくくりとし、新たなスタートにつなげたいです」
――ここ最近でハマっていることなどありますか
田川「2年ぐらい前から始めたのが神社巡りですね。プライベートであちこち行って、これまでに100か所ぐらい行っています。神社の境内って、そこだけ違う空気が流れていて、心がリセットできるきっかけになる感じがするんです。それと、最近は断捨離にもハマっています」
――ファンの方へメッセージをお願いします
田川「ここまで共に歩んでくださり、出会ってくださってありがとうございます!! なかなかお会いできない状況でも、ファンの皆さんからいただいたお手紙やメッセージに励まされ、力をいただきました。今後も、私のことを応援してくださる皆さんに喜んでいただけるよう、歌い続けていきたいです」