大谷翔平の「今年の本塁打トップ5」MLB公式サイトが紹介 

4月4日の2号ホームランが1位に(ロイター=USA TODAY Sports)

米大リーグ機構公式サイトは21日(日本時間22日)にエンゼルス・大谷翔平投手(27)が放った今季の本塁打46本から独自に選んだトップ5を映像付きで紹介した。

1位はメジャーで初のリアル二刀流「2番・投手」で出場した4月4日(同5日)の本拠地ホワイトソックス戦の初回に放った2号だ。打球速度115・2マイル(約185キロ)、飛距離451フィート(137メートル)の特大弾を右翼席へ運んだ。投手ではメジャー自己最速タイの101・1マイル(約162・7キロ)を含み100マイル(約161キロ)越えを計9度計測。「その後の歴史的なシーズンを予感させるものだった」と評した。

2位は7月9日(同10日)の敵地マリナーズ戦で左腕ゴンザレスのシンカーを右翼4階席へ運んだ33号。Tモバイル・パークの4階席に打ち込んだ6人目の打者となった。打球速度116・5マイル(約187・5キロ)、飛距離463フィート(約141メートル)の超特大弾だった。

3位は6月25日(同26日)の敵地レイズ戦で放った飛距離453フィート(約138メートル)の先頭打者弾の24号。右翼へ高く上がった打球はトロピカーナ・フィールドの屋根付近の骨組みを結んだキャットウォークと呼ばれる通路に当たった。打球速度116・1マイル(約187キロ)はスタットキャストが導入された2015年以降ではメジャー最速の先頭打者弾だった。

4位はリアル二刀流で出場した8月18日(同19日)に敵地タイガース戦の8回に放ったメジャー一番乗りの40号。打球速度110・1マイル(約177キロ)、飛距離430フィート(約131キロ)の駄目押し弾に敵地ファンも大歓声だった。投げてはメジャー自己最長の8回を6安打1失点、8三振無四球で8勝目を挙げた。

5位は5月16日(同17日)に敵地レッドソックス戦で9回二死一塁で放った右翼への12号逆転2ラン。起死回生の一発は打球速度96・6マイル(約156キロ)、飛距離372フィート(約113メートル)だった。被弾した守護神バーンズは「個人的には、彼はこれまで見た中で最も身体能力の高い野球選手だと思う」と脱帽した。

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