契約延長が難航中のモハメド・サラーが生涯リバプールを宣言 交渉にも影響か

胸中を明かしたサラー(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで南野拓実(26)が所属するリバプールのエース、エジプト代表FWモハメド・サラー(29)が引退するまでクラブに滞在したいと表明した。

2017年にリバプールに加入後、ゴールを量産しているサラーは世界最高のストライカーとも言われている。今季も11試合で12得点。現在9試合連続ゴールと、そのプレーはさらに研ぎ澄まされており、すでにスペイン1部レアル・マドリードやフランス1部パリ・サンジェルマンが獲得への興味を持っていると報じられている。

そんな中、サラーは英「スカイスポーツ」のインタビューで「私はサッカーキャリアの最終日まで(リバプールに)滞在したい。それは私次第でなく、クラブが何を望んでいるかだろう」とし「現時点で自分がリバプールを相手にしてプレーしているとは思えない。それについては話したくないし、悲しくなる。将来何が起こるかを見ていこう」とした。

サラーとリバプールとの契約は2023年6月末まで。現在、契約延長に向けた話し合いが行われている中、サラー側はなんと年俸2500万ポンド(約39億円)を要求し、難航が伝えられている。それだけに、エースの発言は注目されそうだ。

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