奄美航路に乗ってサイダー飲もう デザインラベルで世界自然遺産PR 県旅客船協会、25日から配布

奄美航路利用者に配る2種類のオリジナルサイダー(県旅客船協会提供)

 世界自然遺産に登録された奄美大島と徳之島をPRしようと、鹿児島県旅客船協会(有村和晃会長)は25日から、両島の自然や文化を表現したオリジナルラベルのサイダーを奄美航路の利用客に配布する。

 サイダーは「さとうきび酢」「シークワーサー」の2種類。イラストレーターで奄美市在住の尚味さんはアマミノクロウサギやルリカケスを、今春まで徳之島を拠点にしていた竹添星児さんはガジュマルや景勝地・犬の門蓋などを描いた。

 配布は協会の会員制交流サイト(SNS)をフォローしていることが条件で、1人1本。各4500本を用意している。同協会は「島々の魅力をより多くの方に知ってもらう機会にしたい」としている。

(左)奄美大島編「さとうきび酢サイダー」のラベル(右)徳之島編「シークワーサーサイダー」のラベル=県旅客船協会提供

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