DeNA武藤「自分なりに必死で」 最後は古巣相手に三振締め、まな娘にも雄姿

【横浜DeNA-中日】9回、最後の投球を終えシャッケルフォードにマウンドを譲る横浜DeNA・武藤=横浜(花輪 久写す)

◆横浜DeNA5-0中日

 今季限りで11年間の現役生活に別れを告げる横浜DeNAの武藤が九回無死から登板し、中日・高松を空振り三振に仕留めた。仲間に出迎えられたベンチでは、三浦監督と力強く握手を交わした。

 試合後のセレモニーでは同期入団の中日・大野雄らのインタビュー映像が流れたほか、同学年の田中健と中日・田島から花束を手渡された。

 中日で7シーズン、ベイスターズで4シーズン間過ごした右腕は「自分なりに必死でやってきた。満員のナゴヤドーム、横浜スタジアムで投げられたことは一生の宝物」とあいさつ。最後はまな娘を抱き寄せながらグラウンドを一周した。

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