横浜DeNAから戦力外通告を受け、現役引退を表明していた中井大介内野手(31)と武藤祐太投手(32)が17日、横浜市中区の球団事務所で記者会見を行った。
中井は通告を受けた今月上旬、自宅を出発する前に妻から手紙をもらったことを明かし、「『(現役を)やってほしい気持ちもあるけど、意思を尊重したい。家族だから一緒にいるし応援する』という内容で、しみるものがあった」と明かした。今後については「野球に恩返しをしたい。考えながら今後の道を決めていきたい」とした。
武藤は「家族のように接してくれて、すごく居心地のいい4年間だった」とチームに感謝し、引退後については「まだ決まってないけど、ベイスターズに恩返しできたら」と話した。
中井は20日の巨人戦後に、武藤は23日の中日戦後に引退セレモニーを行う。