ドジャースのロースター変更はプライスのみ シャーザーは第7戦へ

日本時間10月24日、ドジャースはブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦を戦っているが、第5戦で故障して緊急降板したジョー・ケリーに代わってベテラン左腕のデービッド・プライスがロースターに登録された。第5戦のブルペンでのウォーミングアップ中に腕の痛みを訴えたリリーフ左腕のジャスティン・ブルールは、ひとまずロースターに残留。また、第6戦の先発を回避したマックス・シャーザーは、ドジャースが第6戦に勝利した場合、第7戦に先発できる見込みとなっている。

ケリーとプライスの入れ替えは予定通り。ドジャースはブルールが登板できない状態であれば、さらなるロースターの入れ替えを行う予定だったが、デーブ・ロバーツ監督は「ジャスティンをロースターに残すことにしたよ。1イニングを投げる準備ができているということを彼は示してくれたからね」と貴重なリリーフ左腕であるブルールをロースターに残留させることを決めた。

また、腕の疲労により第6戦の先発を回避することになったシャーザーは「ここ数日間は腕が動かなかった。捻挫でもなく、痛みでもなく、筋肉の疲労だ。仕事量の問題だと思う。これを乗り越えられるように努力しているよ」とコメント。まだ完全に疲労感が消えたわけではないものの、第7戦の先発については「マウンドに上がることができると思う。どれくらいのイニングを投げられるかはわからないけどね」と話した。

ロバーツ監督によると、ドジャースはシャーザーが第7戦に先発できると確信しているという。「今日、彼がボールを投げる様子を見たけど、明日先発できるという確信を我々に与えてくれたよ」とロバーツ。絶対に負けられない第6戦には中3日でウォーカー・ビューラーが先発しているが、この第6戦に勝利して対戦成績を3勝3敗のタイに持ち込んだ場合、ワールドシリーズ進出をかけた第7戦には満を持してシャーザーが先発することになりそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.