31日投開票の衆院選は24日、選挙戦最後の日曜日「ラストサンデー」を迎え、舌戦は一段とヒートアップした。川崎市内では市長選も行われ、とりわけ幸区では市議補選を含め「トリプル選」が展開中。買い物客らでごった返す駅前では複数の陣営の声が交錯した。
JR川崎駅西口の大型商業施設前。買い物客や、電車やバスに乗って出掛ける家族連れなどがひっきりなしに通り、有権者に支持を訴えるのに格好の場所だ。
同駅西口の川崎市幸区は県内唯一のトリプル選。市長選など三つの選挙で計9人が立候補し、連日さまざまな陣営がこの場所で活動する。この日朝からチラシ配りや演説をしていた候補者は「昨夜9時ごろからボランティアの方が場所取りをしてくれた。きょうはここで夕方近くまで活動します」と意気込んだ。