崖っぷちの貧困生活も、SNS映えするスタイリッシュな暮らしを目指す母娘 「エル プラネタ」予告

2022年1月14日より劇場公開される、アーティストとして注目を集めるアマリア・ウルマンの初長編監督作「エル プラネタ」の、予告編とポスターが公開された。

公開された予告編は、「この靴って返品できるよね」「SNS用に写真を撮って返品しよ」というレオ(アマリア・ウルマン)の言葉で始まる。そしてアマリア・ウルマンの実際の母親であるアレ・ウルマンとの共演シーンを中心に、着飾って過ごす彼女たちの日常とその裏側が、ユーモアを交えながら描かれている。あわせて公開されたポスターには、「みんな、飾って生きている」のコピーとともに、憂いを帯びた表情のレオの姿が捉えられている。

「エル プラネタ」は、スペインの田舎町・ヒホンを舞台に、ロンドンでのファッション学生の生活を終えて母の元に戻ったレオと強制退去間際の母親が、貧困によるがけっぷちの状況にありながらも、ハッタリをきかせて身分不相応なスタイリッシュな生活を目指す姿を、滑稽に映し出す。2016年にはForbes誌の「世界を変える30歳未満の30人」のART&STYLE部門に選出された、ミレニアム世代を代表するアーティストとして活躍するアマリア・ウルマンが、監督・脚本に加えて主人公・レオを自ら演じている。また、レオの母役には実の母であるアレ・ウルマンを起用している。

【作品情報】
エル プラネタ
2022年1月14日(金)WHITE CINE QUINTO、新宿シネマカリテ他全国順次公開
配給:シンカ
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