バスケットB3 長崎ヴェルカ首位浮上 八王子に83-61

【長崎ヴェルカ―八王子】第2クオーター6分、ディフェンスするヴェルカのガード狩俣(左)=シーハットおおむら

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第4節最終日は24日、長崎県大村市のシーハットおおむらなどで5試合が行われ、長崎ヴェルカは八王子を83-61で下して、開幕8連勝を飾った。23日までは得失点差で岩手に次ぐ2位だったが、逆転して首位に浮上した。
 ヴェルカは守備が機能して終始失点を抑えた。ガード近藤が3点シュートでチームに勢いをつけて、第1クオーターを20-14とリード。第2クオーターも、フォワードのボンズのパワープレー、ガード狩俣の個人技などで得点を重ねて、41-31で前半を折り返した。
 後半はディフェンスの強度がさらに上がり、いいテンポで攻撃につなげた。ガード松本らが果敢にルーズボールに飛び込むと、センターのカーターはリバウンドから直接ダンク。61-48で入った第4クオーターも狩俣の冷静なゲームメークから加点して、粘る八王子を引き離した。
 このほか、A千葉も豊田合成を93-79で退けて6戦全勝。静岡も105-66で金沢に快勝して5勝1敗とした。
 第5節は11月4~7日、各地で14試合を実施。ヴェルカは5、6日、アウェーで5位埼玉との2連戦に臨む。

【長崎ヴェルカ―八王子】第3クオーター5分、ヴェルカのガード近藤が3点シュートを放つ=シーハットおおむら

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