長崎ヴェルカ歴史刻む1勝 バスケットB3 鹿児島に90―70

第4クオーター4分、ヴェルカのガード松本がシュートを狙う=鹿児島市、鹿児島県総合体育センター体育館

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第1節第2日は2日、鹿児島市の鹿児島県総合体育センター体育館などで6試合が行われ、今季から参戦した長崎ヴェルカは鹿児島を90-70で下して白星発進した。
 ヴェルカは序盤、鹿児島の厳しい守備に苦しみ、第1クオーターを16-19と追う展開でスタートした。第2クオーターも鹿児島ペースで試合が進み、34-38で前半を折り返したが、後半は開始早々からガード狩俣、フォワードのボンズを軸に反撃。持ち味の激しい守備を生かしてリズムを取り戻すと、3分までにガード松本の3点シュート、ボンズの速攻などで13点を連取して、47-38と逆転に成功した。
 本領を発揮したのは66-64と点差を詰められて入った第4クオーター。鹿児島のファウルトラブルに乗じてゴール下を支配すると、5分までにフォワードのギブスの1対1などで15点を連取するなど、粘る鹿児島を一気に突き放した。
 このほか、埼玉は品川を99-61、岐阜は横浜EXを76-68で下して、それぞれ開幕2連勝。豊田合成は山口に92-83で競り勝った。
 第1節最終日は3日、各地で4試合を実施。ヴェルカは鹿児島との2戦目に臨む。

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