新日本プロレスは24日(日)、東京・後楽園ホールにて『Road to POWER STRUGGLE』を開幕戦を開催。
秋のビッグマッチである11.6大阪決戦『POWER STRUGGLE』に向け、各選手が動き出した。
第4試合では11.6大阪でIWGP USヘビー級王座戦の前哨戦タッグマッチが行われた。
王者・棚橋弘至と挑戦者KENTAが、それぞれ永田裕志、外道をパートナーとして対戦。
試合は棚橋が外道を捉えテキサスクローバーホールドで勝利を奪ったが、USベルトはKENTAが持ち去ったまま。
試合後バックステージでKENTAは棚橋と飯伏のやり取りに対し、辛辣なコメントを発した。
▼第4試合 30分1本勝負
永田 裕志
棚橋 弘至 〇
vs
外道 ×
KENTA
10分14秒 テキサスクローバーホールド
■試合後バックステージコメント
永田「ま、『G1』に出場した選手には悪いけど、新シリーズが開幕して、すごくいい状態でスタートできる感じですね。そんなことよりも何よりも、やっぱり新日本プロレス総動員で出場するので、お客様がかなり、いつもより入っていて、それがうれしかったですね。新日本プロレスの底力、こんなモンじゃないですから。これから、どんどん盛り上げていきたいと思います。以上!」
棚橋「(※インタビュースペースに着くとしばらく息を整えて)僕の(IWGP)USヘビー級ベルトを運んでくれている。そう考えると、KENTAは俺のベルト持ちだな。
いま俺の付き人は中島(佑斗)だけど、中島の下のベルト持ち。大事に持っててくれよ。ただ、ベルト持ちは、俺が『返せ』って言ったら返さないといけないな」
KENTA「(※肩にかけたUSヘビー級のベルトを示しながら)何。あいつ(棚橋)? (このベルトは)俺のだっつーんだよ、もう! 何、あいつ? 必死に追っかけてきて。俺のだから。ちょっと、座らせて(※床に座る)。やっぱ立とうかな、たまには(※立ち上がる)。やっぱちょっと座らせて(※再び座る)。何、あいつ? 何だあいつ。だいたいなぁ、世の中の“ヒロシ”に、ロクなヤツいねぇから。マジで。ウチの親父もヒロシだけど、マジでロクなヤツいねぇから。何だあいつ? あれ、あのイブコー(飯伏幸太)が、神になるだのならねぇだの言ってたとき、あいつ、どんなエール送ったか知ってる? 知らねぇんだろ、教えてやるよ。『次はお前が神になれ!』。いやまさかの、神側に立ったアドバイス! あいつ、神だったの? 知らないよ! まさか、そっち側からのアドバイス来ると思う? あいつ、神だったの? いやいや、“エース”までは100歩譲ってわかるけど、“神”ってなると話違うだろ? ほんで、飯伏も神を目指してて、神を目指してるヤツが2人もいて、大丈夫? 新日本。どうなってんだよ、心配になるよ。
神っていうのは、神聖なモン、神秘的なモンだから。わかるだろ? 何あいつ、甲子園行った3年生が2年生に最後アドバイスするみたいな感じで言ってんだよ。『お前らが来年甲子園行けよ』じゃねぇんだよ、何だよ、あのテンション! おかしいだろ、もっと、もっと神秘的なもんだろ、神っていうのは。ヤベぇよ、イブコーもヤベぇけど、あいつもだいぶヤベぇよ。おかしいよこの会社、大丈夫? いやあと、俺これ心配っていうかアレなんだけど、誰が(英語版の)字幕つけてんの、これ? 大変じゃない、これ? この字幕つけてる人。毎回、俺のこれやってることに対して字幕つけてんの? 通じる、これ? 通じてる? 外国の人。大丈夫かな? あんまり変な、迷惑かかるようなことは言わないで、わかりやすい感じで言ったほうがいいよね。(※ビデオカメラに向かって乗り出して)『生麦生米生卵』! 『となりの客はよく柿喰う客だ』! まぁけっきょく、何だかんだ俺が何言いたいかっていうと、(※ベルトを示して)そろそろ形として、結果がほしいってこと!」
※外道はノーコメント
<写真提供:新日本プロレス>