新潟県の柏崎刈羽原子力発電所1号機のケーブル端子で焦げ跡を確認、放射能漏れなどはなし

新潟県は25日、東京電力ホールディングス株式会社から、17時34分ころに柏崎刈羽原子力発電所1号機主変圧器の排水ポンプを点検していたところ、ケーブル端子で焦げ跡を確認した、との連絡を受けたと発表した。

東京電力ホールディングスは柏崎消防に連絡。消防が現地を確認し、18時48分に火災と判断した。発見した時点で異臭、発煙は確認されておらず、消火作業は行っていない。

柏崎刈羽原子力発電所は現在、全号機とも定期点検により停止中であり、また火災発生場所は原子炉などに直接関係するところではなく、この火災による放射能漏れなどはないという。県が実施している放射線モニタリングでも、異常な値は検出されていない。

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