大谷翔平がシルバースラッガー賞ファイナリストに!選出なら日本選手ではイチロー以来12年ぶり快挙

大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルス・大谷翔平が日本人選手ではイチロー以来12年ぶり選出なるか

エンゼルスの大谷翔平投手(27)が25日(日本時間26日)に打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞のア・リーグのDH部門でファイナリストにノミネートされた。大谷のほか、アストロズのヨルダン・アルバレス外野手(24)、ヤンキースのジアンカルロ・スタントン外野手(31)とジョイ・ギャロ外野手(27)、レイズのネルソン・クルーズ外野手(41)が選ばれた。

同賞は各チームの監督とコーチ3人による投票で、ア・リーグは投手を除きDHを加えた9人、ナ・リーグが投手を含めた9人が選出される。外野手は守備位置に関係なく3人。MLB公式サイトによるとOPS(出塁率+長打率)、打率、本塁打、打点、塁打数、得点などの打撃成績に加え、選手の総合的な価値などを監督、コーチが判断する。

今季の大谷は打者では打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、OPS0.965、318塁打、103得点。投手としても9勝を挙げ、シーズンMVPの最有力候補だ。

1980年に制定された同賞で日本人選手はイチローがマリナーズ時代に外野手部門で2001、07、09年の3度受賞している。大谷が選出されれば、日本選手として12年ぶり2人目だ。受賞者は11月11日(同12日)にMLBネットワークで発表される。

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