【横浜DeNA】目の前の胴上げ阻止 今永、必勝のマウンドへ

26日の今季最終登板に備え、キャッチボールする今永=横浜

 横浜DeNAの今永昇太投手(28)が26日、本拠地最終戦となるヤクルト戦に先発する。相手は6年ぶりのリーグ制覇まで優勝マジックを2としている。「僕らが勝てばひとまず胴上げはなくなる。ファンの方に勝利を届けて防がないといけない」と必勝を誓った。

 25日は横浜スタジアムでキャッチボールやランニングで調整。28日の広島との最終戦(マツダ)に先発予定の京山とともに汗を流した。

 左肩手術明けの今シーズンは5月に復帰し、18試合で5勝4敗、防御率2.77をマーク。「正直ここまで投げられるとは思わなかった」と振り返り、今季最終登板に向けて「来季に規定(投球回数)を大幅に超え、たくさん勝ってくれると思ってもらえる締めくくりにしたい」と力を込めた。

 今季のヤクルト戦は6勝16敗2分けと大きく負け越している。練習を見守った川村投手コーチは「今永が本拠地最終戦をきれいに終えられれば、チームもいい形で終われる。そこはエースの使命、責任」と話した。

 残り2試合を連勝すれば、中日を勝率で上回り、自力で最下位を回避できる。

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