飲食店の「認証店」と「非認証店」の違いは?時短営業終了でも基本的対策への協力を

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は都が感染防止対策を確認した「認証店」では営業時間短縮が終了したことについてや、商店街での開業を希望する若者や女性を後押しする「東京都チャレンジショップ 創の実 」の自由が丘への出店者募集を紹介しました。

◆飲食店"認証店と非認証店の違い”

10月25日(月)から始まった「基本的対策徹底期間」では、飲食店の「認証店」と「非認証店」で、お酒の提供などに違いがあります。

(小池知事会見/21日)
「飲食店の皆さまへのお願いです。都が感染防止対策を確認した、点検認証済み店舗、青いステッカーの店舗の皆さま方には、24日をもって、営業時間短縮の要請を終了いたします。あわせて、酒類の提供時間の制限も設けないことといたします」

10月25日(月)から都内で始まった「基本的対策徹底期間」における飲食店の入店人数については、「認証店」の場合、同一グループの同一テーブルへの案内を4人以内とし、大人数で同一テーブルを使用する場合は、感染リスク低減のため、11月1日リリースのワクチン接種記録登録アプリ「TOKYOワクション」を活用して欲しいとしています。

また、営業にあたっては、「コロナ対策リーダー」が中心となって、アクリル板の設置や窓開けによる換気など、認証基準を遵守するよう、協力を呼びかけています。

一方、点検済証の交付を受けていない、または、掲示していない店舗は、お酒の提供・持ち込みを、午前11時~午後9時までとするよう要請しています。

入店の人数は、「認証店」と同じ、同一グループの同一テーブルへの案内は4人以内です。

関連リンク
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1010035/1020425/1020491.html

◆"創の実 自由が丘”出店者募集

東京都と東京都中小企業振興公社は、「東京都チャレンジショップ 創の実 自由が丘」への出店者を募集しています。

「東京都チャレンジショップ 創の実」は、商店街での開業を希望する若者や女性を後押しする「若手・女性リーダー応援プログラム」の一環として、開業を目指す人に商品販売の機会提供や専門家による店舗運営のアドバイスを行う事業です。

今回、出店者を募集するのは、「創の実 自由が丘」です。店内は、3つの区画があり、全てが募集対象となっています。

業種は小売業やサービス業で、出店費用は、利用料が税込みで月額3万6,300円。水道光熱費や商店会費は実費負担です。

対象は、都内在住で、都内商店街での開業を目指している成人女性、または、2022年3月31日時点で39歳以下の成人男性。
お店をもった経験のない個人、または個人事業主。これら全ての要件を満たしている人です。

現在、B区画には、お客の一人ひとりに合ったハーブティーやハーブの魅力を提案するお店「Bunny's Herb」が出店しています。
オーナーの桝井さんは、「好立地に、負担の少ない初期費用でスタートできた」、「実際に出店してみないと分からないこと、お客と直接、話すことで分かることがたくさんあった」と話します。

C区画には、商品の全てを自ら手作りしたフラワーアレンジメントで、お客やお客の暮らしに癒しを届けるお店「MAYFAIR」が出店しています。
オーナーの川口さんは、「店舗運営を専門家やコンサルタントがサポートしてくれるので、安心して出店にチャレンジができた」といいます。

出店日は、2022年1月中旬で、出店期間は6カ月ですが、更新審査を経て、さらに6カ月間の延長も可能です。申し込み書類の提出は、郵送で、11月25日(木)消印有効です。

詳しくは、東京都中小企業振興公社のウェブサイトをご覧ください。

また、11月8日(月)午後4時~5時まで、現地見学会があります。参加を希望する人は、11月5日(金)までに、ウェブサイトからお申し込みください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/09/16/11.html
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/wakatejosei/challengeshop/
https://tokyo-sounomi.com/

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、中村美公
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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