森保監督が来年のW杯最終予選ホーム戦の埼スタ開催を熱望

森保監督(東スポWeb)

日本代表の森保一監督(53)が、カタールW杯アジア最終予選で来年のホーム戦の埼玉スタジアム開催を熱望した。

日本代表は来年1月から3月にかけて3試合のホーム戦が予定されているが、予選で使用することが多い埼玉スタジアムは今季のJリーグ終了後に大規模な芝の張り替え工事を予定しており、来年4月まで使用できない。

ただ日本代表は埼スタでの高い勝率をマークしていることから、27日にオンラインで取材に応じた森保監督は「直近の試合も埼スタでやらせていただいて非常に良い雰囲気の中で。埼スタはこれまでの日本サッカーの歴史を考えても、W杯への道のりの戦いの中で歴史を作ってきたので、その中で試合ができる」と使用を熱望した。

この日は日本サッカー協会の田嶋幸三会長が埼玉県庁を訪問し、大野元裕知事にホーム3試合の埼スタ開催を希望する「要望書」を提出。森保監督は「関係各所で調整してもらっている」としたうえで「試合までの最善の準備をする部分では、埼スタでの試合は試合前に夢フィールドを使いながら落ち着いて戦術的な準備、体のケアをしながら準備できるメリットがある。良いトレーニング、良いケアができるメリットがある」と埼スタ使用の利点を強調。〝聖地〟での開催を強く訴えた。

W杯予選を勝ち抜いてきた埼スタの使用の行方は森保ジャパンの命運を左右するだけに注目が集まる。

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