田嶋幸三会長が来年のW杯最終予選ホーム戦の埼スタ開催を熱望 驚異的勝率誇る

埼玉スタジアムがカギを握る!?(東スポWeb)

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(63)が、カタールW杯アジア最終予選で来年予定されているホーム戦の埼玉スタジアム開催を強く訴えた。

13日にオンラインで取材に応じた田嶋会長は、来年の最終予選でホームで予定されている1月27日の中国戦、2月1日のサウジアラビア戦、3月29日のベトナム戦の会場が未定となっていることについて説明。

「私も選手たちも監督も埼スタでやりたいという気持ちが一番強い。ただ、東京五輪などの関係で工事や芝生の張替などの日程が入っている。もちろんレッズさんの日程もある。いろんなスケジュールが入っていると聞いている」と埼スタ開催を要望しているが、調整が難航している現状を明かした。

埼スタはこれまでW杯予選で数々の名勝負が繰り広げられてきて、驚異的な勝率を誇る舞台。7大会連続のW杯出場へ向けて重要な後半戦で、なんとしても〝聖地〟を使いたいというわけだ。

「そういう日程の中で今、1月、3月の最終予選の試合をなんとか埼スタでできないかとお願いしたい。工事の日程が今は入っていると伺っているが、今後なんとかできないかということでお願いしていきたい」と強く訴えた。

最終予選後半戦の埼スタ開催の実現が、日本代表のW杯切符を左右するかもしれないだけに今後の交渉の行方に注目が集まる。

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