再起のきっかけにできるか。24日の格闘技イベント「RIZIN.31」で、大島沙緒里にまさかの黒星を喫しキャリア初の連敗となった浅倉カンナ(24)が28日に、東京五輪ボクシング女子フライ級銅メダリスト・並木月海とオンラインでトークショーを行う。
浅倉は今年3月、浜崎朱加のRIZIN女子スーパーアトム級王座に挑み肉薄するも判定1―2で惜敗。続く大島戦には必勝を期して臨んだが、またも判定1―2で敗れ試合後、涙ながらに「結構きついですね」とつぶやくも「また落ちてしまったので後は上がるだけだと思っています」と必死に前を向こうとした。
その悔しい敗戦後、初めて公の舞台に出ることになるが、その相手を務める並木も五輪の準決勝で敗れ号泣。涙の銅メダルとなったが、今は立ち直りパリ五輪での金メダル奪取へ再スタートを切っている。
それだけに浅倉は関係者に「並木さんが今、私が最もアドバイスをもらうべき一人」と話しているという。初遭遇は2人にどんな化学反応をもたらすか、注目だ。