広島県被団協 坪井 直理事長が死去

長年、核廃絶を訴え続けてきた被爆者で県被団協・理事長の坪井直さんが24日、亡くなったことが分かりました。96歳でした。

坪井さんは20歳のとき現在の広島大学へ通学中に、爆心地から1.2kmの場所で被爆。

戦後は、教員として平和教育に力を入れ「ピカドン先生」と呼ばれました。

退職後は県被団協の一員として、国内にとどまらず海外でも証言活動に専念してきました。

県被団協の理事長を務めていますがここ2年ほどは体調不良のため活動しておらず自宅で療養していましたが24日午前10時35分広島市内の病院で貧血による不整脈で亡くなりました。

通夜と葬儀は家族のみで執り行われたということです。

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