【新型コロナ】横浜市、ワクチン接種率向上へ 特典当たるキャンペーン開始

ガトーよこはまのチーズケーキ(横浜市提供)

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、横浜市の山中竹春市長は27日の定例会見で、12歳以上の市民の2回目接種率が26日時点で77.6%に達したと発表した。市は第6波に備えてさらなる接種率の向上を目指すとしており、接種に伴い特典が受けられる「ワクチンplusキャンペーン」を27日から始めた。

 キャンペーンは、横浜商工会議所と市商店街総連合会と共同で実施。これから1回目を接種する市民を対象とした「ワクチンplusプレゼント」と、すでに接種を終えた人向けの「ワクチンplusサービス」の2種類を用意した。

 「プレゼント」は、10月27日~12月31日に1回目を接種する市内在住者が対象。現在45事業者が協賛しており、サッカーJ1横浜F・マリノスのユニホームやガトーよこはまのチーズケーキなど、横浜ゆかりのプレゼントが抽選で当たる。課題となっている若い世代の接種率を向上させようと、市の若手職員がプレゼント選びに関わった。

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