11人に投票用紙交付ミス 無効票の可能性高く 鹿沼市選管

鹿沼市役所行政棟の一部=2021年8月

 鹿沼市選挙管理委員会は27日、同市睦町の市民情報センターに設けられた衆院選の期日前投票所で25日、有権者11人に対し、小選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて交付するミスがあったと発表した。無効票になる可能性が高いという。

 同市選管によると、投票所担当者が投票用紙を自動交付機にセットする際、種類を取り違えたことが原因。投票に訪れた11人目の有権者が比例代表の投票を行った際、担当者が投票用紙の色の違いに気付いた。同選管は「投票いただいた方々に対し、心から謝罪する」としている。

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