広島・坂倉が先制の適時打「大地さんの援護になって良かった」一挙7得点の呼び水に

広島・坂倉(東スポWeb)

均衡を破った。広島の坂倉将吾捕手(23)が28日のDeNA戦(マツダ)に「5番・一塁」で先発出場。0―0の6回無死一、二塁で見せた。

5回までチームでわずか4安打に抑えられていたDeNA先発・京山の初球、145キロ直球を中前にはじき返して先制の適時打とした。坂倉は「前の打席でチャンスで打ててなかったので、何とかしようと初球から積極的にいきました。(大瀬良)大地さんの援護になって良かったです」と話した。

さらに続く菊池涼の安打で無死満塁とすると、林の代打で鈴木誠が登場。右前適時打を放った。なおも満塁で会沢が左前2点適時打。投手・大瀬良も四球を選んでこの回3度目の満塁として、京山をマウンドから引きずり降ろした。

2番手の桜井から宇草も四球でさらに1点を追加。二死とされるも満塁で西川が左前2点適時打で加点し、DeNAは3番手のシャッケルフォードを登板させた。6回だけで6安打7得点のビッグイニングをつくった。

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