「親ガチャ」が問われる日本社会に韓国ベストセラー小説が投げかける!『ペイント』無料試し読み版の配信が決定!

11月17日に、 韓国で30万部のベストセラーとなった、 あるYA小説が刊行される。 『ペイント』だ。 本屋大賞翻訳部門1位に輝くなど、 日本でも大きな話題となった『アーモンド』と同じYAの文学賞を本国で受賞したとあって、 日本での期待も高まっている。 そんななか、 『ペイント』の世界1章の無料試し読みが配信された。 日本の読者にいち早く応える形だ。 無料試し読み版はこちらから。 無料試し読み版で公開されるのは、 最初のチャプターだ。 「ジェヌ」という名前のあとに続く「301」という数字。 これが何を意味しているのかは、 試し読み版をお読みいただければ明らかとなる。 ジェヌたちがどういった状況におかれているのか、 無料試し読み版では、 この物語の世界観を知っていただけることだろう。 本のタイトルの『ペイント』は、 作中で主人公らが親を選ぶ面接「ペアレンツ・インタビュー」から生まれた造語だ。 「親ガチャ」という言葉が流行するなど、 親子や家族についてのイシューが上がる昨今、 隣の国・韓国でこうした作品が出てきていることにも注目したい。 親も子も互いを選べず、 運命として受け入れなければならない――、 それはきっと国を問わず、 普遍的な悩みだろう。 複雑化して先の見通しも立ちにくい世の中で、 そんな考えにがんじがらめになってしまいがちな、 現代社会を生きる人々に、 ぜひ読まれたい作品だ。

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