「おかえりモネ」最終回に残るナゾ 眞子さん並みの「遠距離恋愛期間」!?

次期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主役、上白石萌音にバトンを渡す清原果耶

5月に始まったNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の最終回(30日は週間振り返り)が29日放送され、ヒロインの「モネ」こと百音(清原果耶)と菅波先生(坂口健太郎)の恋愛未来図をのぞかせ幕を閉じた。

過去の放送で菅波は宮城県気仙沼にある百音の実家を訪れ両親(内野聖陽、鈴木京香)にあいさつしており、ドラマは2人の結婚をにおわせていた。最終回のラストシークエンスは「数年後」に時間が飛び、これまで愛情表現に乏しかった両者が気仙沼の海辺でついに固く抱き合った。

百音の実家を訪れた後の菅波は、勤務先の大学病院がある東京へ帰っていた。それが最終回、百音と顔を合わせるや、息を切らせて「あなたと僕は違う時空に生きているのか?」。続けて「2年半、会ってない」と驚くべき言葉を投げかけた。百音は穏やかに「私たち、距離も時間も関係ないですから」と菅波を見つめて返した。

いったい何があったのか。「数年後」の百音は気仙沼で、かつて働いた気象予報会社の仲間たちとやりとりする姿しか描かれていない。2年半会っていないといえは、約3年ぶりに小室圭さんと再会して結婚に至った秋篠宮家長女の小室眞子さんを想起させる。最終回のハッピーエンドは、長きにわたる遠距離恋愛期間のナゾも残した。

東日本大震災で生じた心の痛みと、それに向き合う葛藤を抱える百音らの若者群像劇でもあった同ドラマ。自身が無力でないと思えるようになったと告白した百音に、幼なじみ「りょーちん」こと亮(永瀬廉)が「おかえり、モネ」とタイトルそのままの言葉を発し、百音が「ただいま」と応じる場面もあった。

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