コロナで立ち入り禁止続いた神奈川・中津川、雑草茂った河川敷を清掃 愛川町職員やキャンプ愛好家

刈り払い機を使い、生い茂った草を刈り取っていく町職員ら=愛川町田代の中津川河川敷

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い車両進入禁止措置がとられ、雑草が生い茂った中津川の河川敷をきれいにしようと、神奈川県愛川町職員有志やキャンプ愛好家団体が、「閉鎖中の中津川草刈り大作戦2021」と題して、町内3カ所で草刈りやごみ拾いを行った。

 計約180人が参加して愛川橋周辺(同町半原)、田代運動公園付近(同田代)、八菅橋周辺付近(同中津)で実施した。

 田代運動公園付近では約50人が参加し、職員らが機械で人の背丈以上に伸びた雑草を刈り取った。また、草の間からペットボトルや空き缶、段ボール、キャンプ用の折り畳みいすなどさまざまなごみが見つかり、約2時間の活動で可燃ごみ約120キロ、不燃ごみ約190キロを集めた。

 25日から中津川河川敷への車両進入禁止措置は全て解除された。

© 株式会社神奈川新聞社