エリザベス女王“緊急入院”報道にヘンリー王子がパニック「今のうちに子供の顔を…」

メーガン妃(左)とヘンリー王子(ロイター)

エリザベス女王(95)が先日、健康上の理由で予定していた北アイルランド訪問を断念し、入院を余儀なくされたとの情報を受け、米国・カリフォルニア州に住む孫ヘンリー王子(37)は「パニック状態になった」と米誌「Usウィークリー」が伝えた。

「5000マイル(約8000キロ)も離れた(同州)モンテシトに居て、何もできないことに相当あせりを感じ、以来常に祖母の容態をチェックしている」とある関係者は王子のろうばいぶりを同誌に明かした。

関係者によると、ヘンリー王子は今年4月にフィリップ王配が亡くなる前、「別れの言葉をかけることができなかったことに今でも罪悪感があり、敬愛する祖母の万一の際、同じことは絶対繰り返さないと自分に言い聞かせている」という。

「そのため、王子はクリスマスには家族で帰国し、今年4月に生まれた長女リリベットと女王の初対面を実現させ、長男アーチーとも再会させることを考えている」と続けた。

エリザベス女王が北アイルランド訪問を中止したのは今月20日。女王は医師団の忠告にしぶしぶ応じて、同日一晩だけ検査入院した。翌日にはフィリップ王配が亡くなって以来住居にしているロンドン郊外にあるウィンザー城に戻り、一週間もせずうちに公務を再開したという。

ただ、関係者は「ここにきて、ついに女王も自分がいつまでも生きているわけではないと実感され、代替わりを想定し、いくつかの公務をチャールズ皇太子とウィリアム王子に分担されている」と説明した。

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