巨人・元木ヘッドが中田翔の苦悩明かす「悔しい思いをしている。何でだって…」

元木ヘッドコーチ(左)から指導を受ける中田翔(東スポWeb)

巨人・元木大介ヘッドコーチ(49)が29日の全体練習(ジャイアンツ球場)で、阿部慎之助作戦コーチ(42)とともに中田翔内野手(32)の居残り特打に付き添った。

中田は8月に日本ハムからトレードで加入し、巨人では打率1割5分4厘、3本塁打、7打点の成績に終わった。シーズン中も試行錯誤を重ねてきたが、結果には表れなかった。元木ヘッドは「毎日声はかけてきた」といい「(本人は)悔しい思いをしているし、何でだ、何でだって思っているよ」と苦悩の日々を明かした。

シーズン中に打棒が復活することはなかったが、CSファーストステージが始まる11月6日までは時間もある。中田が低迷から脱却できれば、攻撃陣の厚みも増し、チームのCS突破にも大きな力となる。元木ヘッドは「打たなきゃいけないし、打ってもらわなきゃいけない選手だし、打たなきゃいけないって本人も分かっている。(練習するのは)今しかない」と変わり身に期待していた。

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