日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(阪神)が、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への不参加決議を撤回し、出場を表明した。ファンがやきもきした参加問題が決着したことで、次なる焦点は監督人事だ。現在難航を極めているが、巨人・渡辺恒雄球団会長(86)のラジオ発言もあり、一躍本命に浮上したのが、前中日監督の落合博満氏(58)だ。そこで本紙は4日夜、落合夫妻を独占直撃! 胸中を聞いた――。
(都内の自宅付近で、グレーのスエット姿の落合氏と信子夫人を直撃)
――すいません…東スポですが、今日正式に参加が決まったWBCについて話を聞かせてください
信子夫人:何!?急に! ダメよ、まだテレビも見ていないんだから。今、新聞を買って情報収集しようとしているところなんだから。
――そこを何とかお願いします。落合さんは第3回WBC監督の最有力候補に挙げられています
落合氏:オレはないよ。太陽が西から昇ってもオレはない。
――その根拠は何でしょうか?
落合氏:オレは5~6年前に(WBC)代表監督の話があって、それを断ってる。その一件以来、オレはない。今回も打診とか、現時点まで一切ない。第一、もう(代表監督は)決まってるよ。オレはダミー。オレの名前を出せば、いろいろとやりやすいんだろ。
――監督問題が後手後手に回っている印象はある
落合氏:オレはWBC監督に関して現役監督は厳しいと現場時代からずっと言ってきてる。選考方法に関しても明確に決めるべきだと(※中日球団は以前から、前年度の日本一監督がWBC監督を務めるべきと主張)。(NPBが)聞き入れないからこんなことになるんだ。
――となると、誰が適任か
落合氏:(昨年12月に開催された)前回のオーナー会議では、前年度の日本一監督がWBC監督も行うとの決まりごともできた。この流れからいったら、現役監督というのも(コミッショナーの)選択肢にはあるかもしれない。いずれにせよ、オッズが100円(の1番人気)でもオレはない。断言するよ。
――週刊誌がスッパ抜いた健康問題ですが…(※8月中旬に倒れ、救急搬送されたと週刊ポストに報じられた)
落合氏:(両手に持ったコンビニのレジ袋を持ち上げながら)もし報じられた通りなら、こんなことできるか? まったく問題ないよ!
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