【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑438】英ロンドン上空で、「ハリー・ポッター」シリーズに登場する恐ろしい怪物、「ディメンター(吸魂鬼)」にそっくりな物体が撮影された。
注目を集めたのは米国の掲示板型ウェブサイト「レディット」に投稿された動画だ。ロンドン南部で撮影されたという映像には、空中を浮遊する黒い物体がはっきりとらえられている。ボロをまとった幽霊のように思える形状だ。風に吹かれて暴れているようにも見える。
撮影した女性は「UFO」と思って投稿したが、動画を見た人々からは「ディメンターだ!」との指摘が殺到。ディメンターはハリポタシリーズに登場するモンスターで、人々の幸福感を吸い取って絶望に落とす怪物だ。
一方で「ビニール袋」「一部が破けた風船」ではないかという冷静な指摘も書き込まれていた。
いったいこの未確認飛行物体は何なのか。人間が強くイメージすると、具現化して形になりやすいものだ。ゴジラの映画公開から数年で「南極ゴジラ」が目撃された。mかた、近年では東京スポーツで既報したように、モスラやガメラのような未確認飛行物体が写真撮影されている。
ハリポタシリーズは小説も映画も世界中で大ヒットし、世界中の人々が登場キャラクターのイメージを共有している。そして、ハリポタのキャラは現実世界で続々と具現化している。
例えば、パナマでは同シリーズで人気のドビーそっくりの怪物が姿を現した。今回は吸血鬼としてハリポタファンを震撼させたディメンターがロンドン上空に出現した。こいつは人の歓喜や喜びに引き寄せられてやってくるといわれている。ひょっとしたら、新型コロナをクリアしたロンドン市民の歓喜に引き寄せられた可能性があるのではないだろうか。
今後不吉なことが起こらなければ良いのだが…。