新潟大学が、令和4年度新潟大学工学部総合型選抜の面接の再試験を27日に実施

新潟大学は29日、令和4年度新潟大学工学部総合型選抜の面接の再試験を27日に実施したと発表した。

今年10月9日に実施した面接(適性)の試験方法が令和4年度総合型選抜学生募集要項に記載どおりに実施されなかったという問い合わせが、受験生の在籍する学校からあった。これを受け、同大学では、問い合わせをした受験生や、ほかの受験生にも不安を与えたと判断、適切な受験の機会を提供する観点から、対象となる受験生について再試験を実施した。

総合型選抜で課す試験(書類審査、小論文、面接(適性)、面接(基礎学力)のうち、面接(適性)の試験において、学生募集要項(7頁④)では、「受験者から自己推薦書の内容に基づいて、口頭によるプレゼンデーションを実施してもらいます(5分程度)。次に、面接員から、活動報告書、自己推薦書及び小論文の内容等について質間します。」と記載があるところ、面接員による活動報告書、自己推薦書及び小論文の内容等の口頭試問は行われていたものの、受験生の口頭によるプレゼンテーション(5分程度)の時間を確保していない試験室があったという。

該当する試験室で試験を受けた受験生計31人および受験生が在籍する学校に対し経緯を説明するとともに、面接(適性)の再試験を希望する26人が受験した。合格発表は、当初の予定どおり11月1日に行う。

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